コロナ禍での出産

コロナ禍での出産は今思うと私にとってはトラウマ的体験でした。

立ち会い、面会や外出ができず、母子同室、そして自室から必要な時にしか廊下に出られない状況でした。

私が出産した病院は立ち会いは1名のみ可でした。里帰りしていたため、夫が駆けつけるまでかなり時間がかかり、お産ギリギリまで実母か夫かの立ち会いか迷っていました。

最終的にお産に時間がかかり、夫が間に合わず、実母に出産直後面会してもらいました。

助産師さんたちは、テレビ電話したり、写真を撮ってくれたり色々なサポートをしてくださったのですが、それでも立ち会いや面会がなかったのはとても寂しいし、孤独と恐怖でいっぱいでした。

産後はハイな状態となり一睡もできず、授乳がうまくいかずほとんど眠れないまま退院日が近づき、身体の痛みもあり身体を起こすこともままならない状態でついにメンタルが崩壊しました。

当時、人に涙を見せるのに抵抗があり人前で泣けなかったのですが、我慢の限界となり夫に「限界」とメールし、退院直前の沐浴指導の際にボロボロに泣いてしまいました。

個別で助産師さんが話を聞いてくれ、最後はハグしてくれました。

もっと制限が厳しい病院もあったと思うので、立ち会いが許可されているだけましだったのなのかなとも思うのですが、今思うと色々な制限がある中での出産は、産後の生活のスタートをきるのにとてもハードな体験となりました。

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